駅員さん

晩秋に想うー駅員さん

つい先日地下鉄を降り出口に向かって歩いていると、駅員さんが箒と塵取りで出入口付近をお掃除していました。
普段ならそのまま目もくれずに過ぎ去ってしまう風景なのですが、その日はふと、掃いているゴミに目が止まりました。
真っ白い小さな釣鐘型の花がいっぱい落ちていて、それを掃除していたのです。

アベリアの花

晩秋の思いーアベリアの花

あれ?
こんな所にこんなに小さな花が咲いていたんだな~と感じた次第です。
家に帰ってからあの花は何だろうと気になって気になって仕方なく、ググってようやく花の名前を探し出しました。
アベリアと言う花で、夏から秋にかけて植え込み等で綺麗に花を咲かせ、10月頃には散ってしまうようです。

自然の変化

毎日何気なく通り過ぎていた風景の中に、短い期間で精一杯花を咲かせ秋には人知れず密かに散って行く、そんな花に思いを寄せました。
忙しい毎日を過ごしていると、つい周りの自然の変化等には気づかずじまいになってしまいがち。
でも季節の変わり目に自然の変化を感じ取ると言う事はなぜかとっても大事な事だと思いました。